HeyGearsのUltraCraft MMFテクノロジーは、義歯床と人工歯を1回のDLPプリントで一体化し、接着工程を不要にすることで、より優れたフィット感と審美性を実現します。
デジタル義歯の新章
HeyGearsは、LMT LAB DAY Chicago 2026においてワンピース義歯ソリューションを発表しました。このワークフローは、義歯床と人工歯を含む完全な義歯を、1回の中断のないDLPビルドでプリントします。UltraCraft MMF(マルチマテリアルフュージョン)プリンターを搭載したこのシステムは、従来の分割プリントワークフローが依存していた接着剤によるボンディングを不要にします。
分子レベルの融合、ボンディングゼロ
別々のコンポーネントを組み立てるのではなく、UltraCraft MMFは2つの素材を分子スケールで融合させ、境界線が見えないシームレスなインターフェースを実現します。これにより、従来の接着アプローチと比較して保持強度と構造的信頼性が向上し、また表面が滑らかになることで清掃が容易になり、プラークの蓄積が起きにくくなります。
すぐに使える精密な咬合
15症例の内部テストでは、すべての結果が目標高径の0.8mm以内に収まり、半数以上が0.5mm以内でした。一方、分割接着義歯では、2〜3mmのずれを修正するために20〜30分の椅子上での咬合調整が必要になることがよくあります。ワンピースワークフローでは、義歯は通常まったく調整なしで装着できます。
自然な審美性、一貫した結果
歯牙形態はシングルプリントプロセス全体を通じて保持されるため、解剖学的ディテールと自然な輪郭がそのまま維持されます。この構造的忠実性により、最小限の手作業による仕上げで高品質な審美的アウトカムが達成でき、症例をまたいで一貫した結果をもたらします。
歯科技工所にとっての意義
ワンピース義歯ソリューションは、技工所のワークフローを合理化し、製造工程を削減し、歯科ビジネスに新たな収益機会をもたらすよう設計されています。これは、完全に統合されたアセンブリフリーのデジタル義歯製造に向けたHeyGearsの取り組みを体現するものであり、精度・衛生・患者の快適性においてより高い基準を打ち立てます。



